9月13日(日)から、外国人向けの日本語教室が始まりました。本来ならば4月からスタートの予定でしたが、コロナの影響により延期となり、9月からようやく開催にいたりました。


さくら市の日本語教室の内容は、生活するうえで必要となる日本語を学ぶことがメインで、講師は市民ボランティアの方々で日本人のほか、中国人、インドネシア人の講師がおります。また、ボランティアとはいえ、うち2名は日本語教師の資格を持っており、かなり本格的なレベルまで対応可能となっています。

9月13日(日)は初回ということもあり、生徒さんの要望などを聞いて、今後の方向性を決める時間となりました。生徒さんはベトナムから来た技能実習生3名、市内英会話教室につとめるイギリス人1名の4名でした。


9月27日(日)は、日本語教室の実質の初日となりました。生徒がどれくらい参加してくれるのか心配でしたが、始まってみると16名の生徒が参加しました。
教室前半は文法の学習です。日本語教師の有資格者がていねいに教えてくれました。生徒のレベルに合わせたテキストを使い、それに基づいて進めてくれます。


後半は、生活に密着した日本語を学ぶ時間となりました。今回は「体調が悪いときに、病院のどの診療科にかかるか?」という内容です。耳鼻咽喉科や胃腸科など病院の診療科名は、難解な日本語がゴロゴロとある難所です。担当講師がゲーム形式を取り入れたところ、これが大当たりで、生徒は非常に熱心に取り組んでいました。
次回は10月11日(日)で、来年3月14日(日)まで計11回開催する予定です。