「国際交流講演会」を開催しました。演題「世界の文化遺産とその現状」

7月24日(日)、さくら市氏家公民館で「国際交流講演会」を開催しました。
講師は、宇都宮市在住の写真家大木博志氏で「世界の文化遺産とその現状」と題し講演されました。大木氏は、これまで中東、アジア、中南米など28カ国の遺跡を訪問取材されていますが、その豊富な取材に基づき多くの遺産をスクリーンに写して説明していました。

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大木氏の説明により、世界各地の遺産は、ここ数年自然災害やテロなどにより、特に深刻な危機に瀕している実態がよく分かりました。
講演会参加者からは「世界遺産の現状がよく分かりました。ISによる破壊が進んでいるのがショックです」、「世界遺産を天災、人災等の破壊から守らなければならないことの大切さを知りました。」、「世界遺産のきらびやかなところばかりが情報発信されますが、2千年、3千年と残ってきた遺産がいかに危うい状況なのかを知りました。」などのコメントが寄せられました。